先日ある建築家プロデュースの建築展に参加してきました。
事務所あげてそういう方面に積極的に参画しているわけではないのですが、そういった建築展というのは、プロデュース会社が主催するわけではなくて、契約をしている工務店さんが出資されているんですね。
そんなわけで日頃お世話になっている工務店さんのためにも、ご協力の意味でもお声をかけていただいた分、休日出勤も何のそのがんばってきました。
場所は梅田の一等地なのですが、告知して新聞チラシも施したにもかかわらず、結果的には来場者は少なかったです。
梅田ということで、人の流れは違うのだろうかと半信半疑、一方では期待もしていたのですが。なかなか難しいものです。
設計する側があり、施工をする側があり、昨今こういった建築家を紹介するという感じのプロデュース会社の存在が出てきました。
それに対して賛否あると思いますし、私も事務所が一環として一員になっている程度で、まだまだ本格的には考えはいきません。
ただし、新しい時代のマーケティング戦略として見過ごせないことでもあるのかなと思いました。
特に参加させていただいて他の建築家さんたちとお会いして、この方々はこんなところにいなくても十分お客さんが普段でも来るのではないか、と思われるほどでした。
何にしろ、皆さんすごい。
私も(つまりうち(ヴォーリズ)も)もっと精進しないとなあ、としみじみ痛感したことは参加して一番の収穫だったのかもしれません。
青井弘之(一粒社ヴォーリズ建築事務所)
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