「世界遺産高野山 高野霊木1200年の森 体感見学会に参加」

先日、「世界遺産高野山 高野霊木1200年の森 体感見学会」に参加してきました。
今回は世界遺産高野山の高野霊木による間伐材の活用を目的とする取組みや高野山の1200年にわたる森との共生をテーマとした活動について見学、勉強してきました。
ちなみに上の写真の樹木が樹齢約600年の杉です。さすがにでっかい。


近年は高野山も観光地として取り組んでいるのですが、その森林保護のときにでる間伐材の活用について住宅などの柱や梁などに使ったり、内装材の腰壁につかったりできるように商品化しているそうです。
上の写真がその高野山の木でできたモデルハウスです。外も中も木がふんだんに使われていました。

またその横の建物では宮大工さんの技術継承のために寺社の修繕に使われる木材を加工しているところを見学できるようになっていて、これは非常によいことだと思いました。
今回の見学会に参加して改めて世界遺産高野山のスケールの大きさにも感動しましたが、自然保護も含めて林業、農業という職業が自然に密接に関係しており、われわれ建築からもいろいろと活性化の提案をしていかなければと感じました。
草野ヒロモク建築設計事務所/草野博黙
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