去る11月29日。本当は8月に開催予定でした「丹波山育ツアー」が豪雨災害の影響で延期となり
改めて開催となりました。
時期は幸いに紅葉の時期。一般の方も多くご参加いただき、総勢23名でのツアーです。
この山育ツアーは、兵庫県の国産材活用について、まず山を知りどのように樹木の切り出しや製材が
行われるのかを見学し、一緒にものづくりまで楽しんでしまおう!という企画です。
当日朝は、あいにくの雨でしたが現地に向かうにつれて天候もよくなり、絶好の見学日和です。

今回お世話になるのは
NPO法人サウンドウッズさん。
山に関するいろんな企画をされています。
到着後、まずは山の現状を知るために山に入ります。
実際の間伐作業を見学し、切りだした木材を参加者で運びます。
子どもたちも参加してくれました。


みなさんが見学している間、青年部会長と私は昼食の準備。
かまどご飯と、猪汁の準備です。


間伐は、山の樹木を健康にするために採光を設けられるよう隙間を空けていく作業。
この作業が行わない山は、土壌が悪くなり豪雨災害の原因ともなります。
最近では外産材が主流となり、国産材の手入れが行き届いていない個所も多くあり
今後、より豪雨災害の危険性も出てきます。
こういったことを知った上で、私たちの生活と関係してくることを理解しないといけません。
きりだされた木材は、製材工場へと運ばれます。
大きな機械を使って製材されていきます。こうして、建築用の木材と生まれ変わるわけです。
昼食を終え、いよいよ木工教室。いつものケンチック登場です。
子どもたちはクリスマスオーナメント。おとなのみなさんには、有限会社ウッズさんより提供いただいた
木材を使って思い思いのものを製作してもらいました。


丸一日の山育ツアーでしたが、参加しいただきましたみなさんには楽しんでいただけたかと思います。
また、企画していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の企画から運営まで御尽力いただきました
NPO法人サウンドウッズ代表理事 安田さん 本当にありがとうございました。
報告:安田和人(
和建築設計室)
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