来年開催予定の”
近畿アーキテクト”(テーマ=
環境)発表へ向けて、
兵庫県青年委員会(各支部青年部会の上位組織)有志は、本日
古民家見学会を開催いたしました。
午前中は、私が以前から個人的に参加していた、
西宮市船坂の
古民家再生活動の見学。
再生活動見学の後、
再生活動主催の1者でもある”古材問屋”さんでうどんを食べ、
その後、もう1者の河原工房の会長さんも交えて古材問屋さんの商品を見ながら談笑。

ちなみにこの材↓は何か分かりますか?

古材を半分にカットしたものですが、カットすれば新品と変わりありません。
しかも充分乾燥しているので、木やせもしにくく強度的にもOK。
本日は参加できませんでしたが、建築士会の会員さんも参加している
ひょうごヘリテージ機構 http://www.geocities.jp/hyogo_heritage/index.htm さんも巻き込んで、活動の輪を広げていきたいと考えています。
その後、三田支部青年部会部会長
赤井さん http://www.akaikoubou.com/

の実家(=
古民家で登録文化財)へ向かいます。

幹線道路沿いに建ってます。結構 車が行き交ってます。
下屋先端の鬼瓦。ちょっと変わってます。

脱穀機かな?赤井さんは倉庫からゴミを拾ってくると言ってました。

実家の中の建具。

画像が暗くてよく分かりませんが、黒光りしてなんともいい感じ。
磨くと綺麗になりそうです。
解体予定の実家裏の蔵。

もったいない気もしますが、この蔵の土壁と瓦は新築の塀壁に使うそう。
赤井さん自宅を、実家(
古民家)の裏へ建てる予定。計画模型です。

赤井さんの
古民家の茅を葺き替える
職人さん http://www.kayabuki-ya.net/index.html は、なんと船坂の
古民家族とも既にメールの交換をしていたそう。
船坂の茅の葺き替えも手伝うそうです。
共通の茅葺職人さんも交えて、今後の相互交流も発展しそうです。
計画では、赤井さん実家近くのキリンビール工場の管理地を茅場とする交渉を行い、
皆で茅刈りから始めたいそう。
また
古民家再生後は地元の人達の交流の場。
また若手芸術家、学生達に作品発表の場としてのギャラリースペースとして開放など、いろいろな計画を考えています。
それらもこちらで、随時発表したいと考えています。
報告者;
■ハルヤマ建築空間設計工房■ 春山 則夫
http://www.k5.dion.ne.jp/~haruyama
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神戸市有形登録文化財 再生中 古民家 赤井邸 訪問
に行ってきました。
実は、(社)兵庫県建築士会豊岡支部の大木本さん(大木本建設 代表取締役)が今後”古民家再生”にも力を入れていきたいということと、NPO安心安全のまちづくり機構の方で今度 長期優良住宅等推進環境整備事業の一環で活動支援金の募集に応募...