先日の土曜日。神戸山手大学にて行われました
「LED勉強会」に参加してきました。
日々勉強の毎日です↓
LEDとは??
light emitting diode(ライトエミッティング ダイオード)ということで
なんとも化学な感じですが、日本語で言うと
「光る半導体素子」ということのようです。
2013年には一部の白熱球の生産が中止されるほど、CO2の問題は
深刻な世の中。
そんな中、研究を重ねられてきているのがこのLED。

一昔では、どうしてもLEDの発光能力が乏しく、照明などにはなかなか
使えないものでした。
ところが、近年急激に技術が発達し、今や一部の照明器具にも
採用されだしているようです。
LEDの最大のメリット。
それは、少ない消費電力と発光面の熱量が少ないこと。
また長寿命であり(蛍光灯などと同じレベルまで達している)紫外線を発しないという部分。
蛍光灯は、内部で電子を水銀にぶつけUV(紫外線)を発生し、ガラス面内部に
塗布された蛍光体に紫外線を透過させることにより発光するのだそうです。
もちろん、微量ながら紫外線を含んだ光であるため、壁紙などの変色が発生します。
また、虫たちが光に集まってくるのは「紫外線」のおかげなのだそうです。
デメリットももちろんあります。
現段階ではまだ金額が高価だということ。
また発光能力もまだ蛍光灯と比べると劣る(演色性が乏しい・光色のばらつき)
ことから、家電としての商品化は現在も研究が進められています。
最近では発光体のチップの拡大化や消費電力を大きくすることで
(とはいえ0.1w程度です)照明能力を大幅にUPされているとか。
また発光体自体の温度を下げることで、発光能力はUPするそうなので
今後も大いに期待できる「次世代照明」となるでしょう。

すでに商品としても、かなりの発光能力を持った商品が出てます。
(試しに光らせると、まともに見ることができませんxxx)
ものすごく光りますが、こんなにちっちゃい!
(シャープペンシルのキャップと比べてみてください)
小さなことでも世界を救う何かがある。
なんだか勇気つけられた勉強会でした。
環境に目覚めた:
和建築設計室 安田和人
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