兵庫県建築士会阪神支部青年部会

建築と正義と少々お酒好きなお助け戦隊ケンチックの活動日記! 縁の下で頑張ってます♪








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耐震診断の必要性 

今回はわたくし事を含めて書きます。

年末に簡易耐震診断で伺った方から電話がありました。

電話の内容はこうでした。

「宝塚市から診断書をもらったんだけど、評価が低いからこの建物は倒壊するの?」

私の答えはこうでした。

続きはこちらから↓

私がお答えした答えはこうでした。

「すぐに倒壊はしません。診断書を見ていただき少しでも気にしていただくことが
 大きな目的です。」

簡易耐震診断は、あくまで第1段階の診断。

大きくまとめますと、

1.昭和56年以前に建てられた住宅が対象
2.建物の図面の有無や完了検査を受けたことを示す書類はあるのか?の確認
3.建物がこれまでにあった災害で被害を受けたか?(地震・台風・洪水・事故・火災など)
4.地盤の様子を確認
5.基礎に亀裂などが入っていないか?の確認
6.外壁のひび割れ状況や劣化状況の確認
7.建物の形状から大まかな耐力壁の算定、診断
8.屋根材による係数をもとに必要な壁が配置されているかの判断
9.床下、屋根裏等の構造接合部などの目視診断

などがあります。
精密診断ではないので、評価点が低いからすぐに直しましょう!ということは言いません。
この調査はあくまで「住んでいる方が建物に少しでも目を向けてもらう」ための
作業です。

ご主人は、最近の海外での地震報道を気にされお電話いただきました。

耐震補強工事には補助金制度もありますが、すべての工事を補助で賄うことはできず
やはり自己負担が発生します。

しかし、診断点が低いということはやはりなんらかの障害があります。

そこでご提案したのは「予算を重視し、必要な部分を修繕する設計・工事」です。

命に代えられるものはありませんが、このご時世です。
特にご年配の方にとって大きなお金を捻出することは難しく、でも建物が心配・・・

多くの方が同じような思いを持っておられます。

私も調査した人間。状況はよくわかっていますし、こちらが理解したうえで
必要な部分を必要なだけ補強することは提案できます。

いきなり飛び込み業者が来て、言葉巧みに見えない部分を工事して(ように見せて)
多額の請求を行う。
そういった行為を防ぐのも私たちの仕事。
第3者の目を持って、予算の管理から設計図書の作成と工事監理を行います。

まだまだ耐震診断については世間の皆さんには知られていないようです。
知っておられる方も「うちは大丈夫」という気持ちでおられる方が多いようです。

いつ来てもおかしくない災害。
もしそうなったとき、あなたは冷静にいられますか??

安田和人【和建築設計室】
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